フランスミュージカルーロミオとジュリエットー
パリオリンピックの開会式を観てガッカリしてしまった
素晴らしい舞台文化があったこと、私の知っているフランスはどこに行ってしまったのだろう。
私が滞在した2000年代初めフランスではミュージカルがブームになった。
1998年にノートルダム・ド・パリというミュージカルが大ヒットしてその後ロミオとジュリエット、その次はモーゼの十戒をテーマにしたミュージカルが続けて上映された。
私が滞在していた頃はロミオとジュリエットが流行していてホストファミリーの家で何度も見せてもらい、そして子供学校のダンス発表会でもロミオとジュリエットの曲が使用されていてリンクの1つ目と2つ目は子供が口づさんでいた。
シェイクスピアの有名な戯曲でストーリーが理解されていることもあるけれど現代的な衣装、クラシックとロックの融合、フランス語がわからなくても曲の雰囲気と演者の表現力でどのような内容の歌であるのか理解でき、その世界に魅了されて多くの人に支持されてヨーロッパだけでなく、日本、韓国、台湾でも公演された。
2001年の公演でジュリエットを演じた女性はまだ10代だったのだけどこの美貌と声が素晴らしかった。
私は乳母役の女性の歌唱力がとても好きです。
日本では宝塚歌劇団や松竹が上映権を借りて上映していて宝塚の舞台は何度も観に行ったけど音楽やストーリーが良いので演者を選ばないのかもしれないと思った。(でも本家のが一番です)
ちなみに2023年には初めて中国で公演されたらしい。
こんなに素晴らしい舞台文化、音楽があったのに今 Apple Musicでフランスの流行っている曲を聞くとラップが多いと感じていてこれも移民政策の功罪なのかなと考えさせられますし、開会式にフランスを代表するミュージカル作家を抜擢してほしかったと思うのでした。
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